電気、ガス、水道、携帯、プロバイダ、余裕で全部止まったことのあるプロ貧乏の管理人です。
私は実家も裕福ではなかったので、幼い頃から実家のガスや固定電話が止まることなんてザラにありました。
ある程度の年齢になり、「普通の人間はライフラインが止まる経験なんてしない」と知って大変衝撃を受けたものです。
さて、そんな私も一人暮らしを始めて早8年、ライフラインが止まった回数は数え切れません。
何を隠そうこの記事を書いている現在もガスの供給が停止していますからね。
そこで今回の記事では、ライフラインが止まるまでの流れから、ライフラインが止まったときの対処法までを実体験を交えて書いてみます。
各ライフラインが止まる際の流れ
各ライフラインが止まるときの流れと、どれくらい滞納すれば止まるのか、ガス・電気・水道の三大ライフラインを見ていきましょう。
ガス
ガスは一番簡単に止まります。ガスくらいなら止まった経験のある人は意外と多いのでは?
地域にもよるのかもしれませんが、私の家は2ヶ月分滞納したら止まります。
ガスメーターのところに通知が貼ってあるか、ポストに入れられています。
裸になってお風呂場に入ってシャワーを浴びようとしてお湯にならなくて初めて気づきます。結構悲しいです。
電気
だいたい3ヶ月くらい滞納したら止まります。初めて電気が止まったときの精神的ダメージは計り知れません。
なんといっても止まったときのその暗さ。電気が止まると家中がとんでもなく真っ暗になります。家の中にはメイン照明以外にもいろいろと明かりがあったんだなあと実感します。
なかなか惨めで軽く死にたくなります。
水道
水道はそうそう止まらないと巷では言われていますが、全然そんなことありません。私の場合滞納4ヶ月分(二回分)で止まりました。
トイレですが、タンクに溜まってる水があり、一回は流すことが可能ですが、二回目は流れません。これは意外と知る人の少ない底辺豆知識です。
水道まで止まればプロの貧乏を名乗ってもいいでしょう。
何故ライフラインが止まるのか
ライフラインが止まった話をすると、よく言われる二つの言葉があります。
「ライフラインも払えないほどお金が無い状況ってありえるの?」
と
「そもそも引き落としとかカード払いにするし止まることなんかなくね?」
です。
ええ、わかります。
まず当然の話ですが、ライフラインが止まる人はド貧困です。それでいて一人暮らしでしょう。
しかし貧乏の一人暮らしとなると、数千円の支払いでも結構デカい出費なんですね。大金です。
そんなカツカツな経済状況だと、自分の意思で支払うタイミングを決められることが結構重要になってくるのです。
引き落としやカード払いだとそれができません。決まった日に自動で支払い完了になります。
支払い用紙式だと、最悪しばらく払わず、あえて止めておくという貧乏特有の高等テクニックが使用できます。
これによりライフラインより優先順位の高いものに支払いを回すことが可能になるのです。
電気、水道、スマホ料金、プロバイダ料金、家賃、クレジットカード、税金や保険や年金などなど…毎月支払わなくてはならないものはたくさんあります。
たとえば、ガスは止まっていてもシャワーを我慢すればいいだけで死ぬことはありませんが、家賃滞納で家を追い出された日にゃリアルに野垂れ死にますからね。
ライフラインが止まったらどうすればいいのか
ライフラインが止まったことのない人は、もし何かの理由で停止したときパニックになるかもしれません。
私も初めて電気が止まったとき、初めて水道が止まったとき、しばらくガス代が払えそうになかったときは本当に困り果てました。
水道が止まると二回目以降のうんこが流れませんし、ガスが止まるとシャワーが浴びれません。電気が止まると部屋の照明はもちろんのこと、携帯も充電できません。
ライフラインが止まったときは、冷静にお金を工面し、最寄のコンビニで支払い、支払い用紙に記載されている電力会社や水道管理局などに電話かけ、再開の申し込みをしましょう。
本人確認のため氏名住所生年月日などを聞かれるので、それを答えればすぐに再開の手はずをとってくれます。
ちなみに、支払わなかったことに関して怒られたり注意されたりとかは全くないので安心してください。
オペレーターの人も慣れたものです。流れるようにさっさと話を進めてくれます。
電気の場合は「再送電して危険なものはないか?」「本人不在でも再送電していいか?」などを聞かれますのでOKと答えれば仕事に行っている最中でも再開してくれます。
遅い時間じゃなければ、再開の申し込みをして半日以内には来てくれるでしょう。
ちなみにライフラインは全て20時くらいまでしか電話がかけられないので、その時間以降は次の日の朝にかけることになります。早めに連絡しましょう。