貧乏飯の代名詞と言ってもいい底辺の味方、もやし。
昔貧乏だった人も今現在貧乏の人も、誰もがお世話になっているはず。
どこでも売っていて、激安で買えて、量がある。それでいて実は栄養もそこそこあるという神食材だ。
料理のかさ増しに使うもよし、メインのおかずにするもよし、つまみにするもよし。
今回はそんなもやしの価格について語ろうと思う。
もやし、いくらなら買う?
もやしの値段は売っているお店や地域によって結構違う。
たとえば東京の一般的なスーパーなら、私の肌感的には19円の店と29円の店で半々ってところだろうか。
もやし19円!
パスタ500グラム87円!
レトルトご飯300グラム3パック265円
お弁当298円
おにぎり55円!まあやすい
特にレトルトご飯は信じられないくらい安い(`・ω・´) pic.twitter.com/G4dWkJGTrm
— ふみお (チャーリー)将棋1級 ピアノ好き (@fummyfebruary) 2018年6月13日
19円なら躊躇なく買う。安い。
しかし私の家から最も近いスーパーは29円。これは正直ちょっと考えてしまう。
別に29円でも他の食材と比べたら圧倒的に安いのだが、どうしても「もやしなのに29円か」という感覚がある。
しかし、総務省の家計調査によるともやしの平均価格は約30円らしいので、29円というのは別に高くないのだ。
そして、たまに見かけるめちゃくちゃ安い価格が9円。
もやし9円😂気を取られて干し椎茸買い忘れ(笑) pic.twitter.com/uinkl9PZP8
— ながちゃん❤︎ (@CoconamiJj1216) 2018年9月21日
激安スーパー、もしくは普通のスーパーの特売などでたまに見かける。購入数が制限されることも。
一時期のドン・キホーテでは9円がデフォルトだったな。今はドンキでも9円はなかなか見ない。
9円、これはもういらなくてもとりあえず買っておくレベル。
売っている側はこの「もやし単体」ではもはや利益は出ていないだろう。
しかし世の中は広い。実際に見たことはないが、中には5円で売られているスーパーもある。
もやしとうどん5円て!!
安スギィ(o^^o) pic.twitter.com/klRuI6Y7Hl
— おっとっとマン Clan (@NumberHide) 2018年9月11日
さらにはなんと1円で売られているスーパーもあるのだ。
SARUの近くのファミマでもやし安売りしとる🙄 pic.twitter.com/xFcJBVD2x4
— 🐮🍼 (@ppo_gomiwa) 2016年10月1日
ちなみに1円はさすがにやりすぎということで、売っていたスーパーが独占禁止法違反で警告をくらったりしている。
参考URL:スーパーの野菜1円販売に警告 公取委「過度な安売り」:朝日新聞デジタル
もやしが安すぎるのは問題?
もやしは正直、安すぎる。
やはり生産者(もやし農家)は苦しんでいるようで、どんどん廃業に追いやられている。これは問題だ。
参考URL:もやし生産者の窮状にご理解を!│もやし生産者協会
もやしが安すぎる要因の一つが、「いつでもどこでも安く買えて当たり前」というイメージが消費者に完全に定着してしまっていること。
我々底辺としてはなるべく安く買いたいところだが、もやしが安定して供給されなくなってしまっては困る。
なので、9円じゃないと買わん!と言わず、19円でも29円でも積極的に買っていってほしいのだ。
生産者がどんどん減ってるという事実を知ってしまったので、私もこれからは29円でも躊躇せず買いたいと思う。
さすがに39円とか49円とかになったらちょっと考えるけど。貧乏なので…。